| 褥瘡治療薬各論 |
|
|
| 薬品名 |
適応期 |
作用機序 |
注意点 |
| ネグミンシュガー |
黒色期〜黄色期 |
イソジンによる殺菌作用と白糖の高浸透圧による局所の浮腫軽減と滲出液の吸収 |
ヨード過敏症の人には禁忌、他の薬剤と混ぜると他の薬の効力が減退するので単独で使用 |
| |
|
| エルタシン軟膏 |
黒色期〜黄色期 |
ゲンタマイシンによる抗菌作用 |
抗生物質配合、そのため漫然と使用すると耐性菌の出現を招く恐れがある。 |
| |
|
| ブロメライン軟膏 |
黄色期 |
蛋白分解酵素ブロメラインによる壊死組織の分解除去 |
蛋白配合のため、感染には弱いので注意。ネグミンシュガーとは混ぜないこと |
| |
|
| デブリサン |
黄色期 |
吸着性デキストランポリマービーズによる創表面からの滲出液、壊死蛋白等の除去による患部の清浄化 |
使用後、十分にビーズを洗浄除去すること、関節や足の健が露出しているところなどには使用しない。ビーズが床にこぼれると滑りやすいのできちんと掃除をする |
| |
|
| リフラップ軟膏 |
赤色期〜白色期 |
塩化リゾチームによる肉芽形成促進、表皮形成促進、壊死組織除去などの組織修復作用 |
感染には比較的弱いので、単独よりも併用が好ましい。 |
| |
|
| |
|
|
|
| |
|
|
|
| アズノール軟膏 |
赤色期〜白色期 |
アズレンの一種グアイアズレンによる抗炎症作用 |
|
| |
|
|
| アクトシン軟膏 |
赤色期〜白色期 |
局所血流改善、血管新生促進、肉芽形成促進、表皮形成促進 |
|
| |
|
|
| デュオアクティブドレッシング |
赤色期〜白色期 |
創傷被覆剤→水分と反応してゲルを形成、治癒を促進する湿潤環境を形成する閉塞性親水コロイド・ドレッシング |
|
| |
|
|
|
|
|